LIVE&BAR Room61(自社案件)
ライブハウス ブランディング・WEBサイト制作 / 2021–
プロジェクト概要
プロジェクト概要
山口県宇部市・宇部新川駅近くにオープンした、キャパ約300名のライブハウス「LIVE & BAR Room61(ルームむいち)」のブランディングおよびWEBサイト制作プロジェクトです。
地方都市でも“ちゃんとカッコいい箱”が成立することをテーマに、コンセプト設計からロゴ・WEB・グラフィックまでを一貫してデザインした自社プロジェクトとなります。
元々は「地方のライブハウス=情報がわかりづらい・入りづらい」というイメージを持たれがちな中で、
・初めて来るお客さんが迷わないこと
・イベント主催者が「ここでやりたい」と思えること
・配信やレコーディングなど多目的利用のポテンシャルが伝わること
をゴールに設定。コンセプト設計からロゴ、店舗サイン、WEBサイト、各種グラフィック、SNS用クリエイティブまで一貫した世界観で制作しました。
バンド、DJイベント、アニソン系パーティーから、配信・レコーディング、撮影、パーティー利用まで、「音」と「場」を起点にしたカルチャーが循環する拠点づくりを目的に立ち上げました。
本プロジェクトでは、
・コンセプト設計
・ネーミング/ロゴデザイン
・店頭サインや印刷物などのグラフィック
・WEBサイトの情報設計・デザイン・実装
・SNS用ビジュアルやイベント告知クリエイティブ
までを一気通貫で担当し、「地方の箱だからこの程度でいい」ではなく、都市部のライブハウスと並べても見劣りしない世界観を目指しています。
制作のポイント
- 「地方でも“ちゃんとカッコいい箱”が成立する」というコンセプトを掲げ、バンド/アニソン/DJ/アイドルなどイベントのジャンルを問わず馴染む、ニュートラルかつ芯のあるロゴ・ビジュアルを設計。
- ライブハウスとしての使い方(ブッキング・ホールレンタル)だけでなく、配信・レコーディング・撮影・BAR営業など多目的な利用シーンが伝わるよう、情報設計とコピーを整理してWEBサイトに落とし込み。
- 写真のトーンや紙媒体(フライヤー/ポスター)、店頭サインとWEBのデザインを揃えることで、「街の中のカルチャーハブ」として認識されやすい一体感のあるブランド体験を目指しました。
公開後の変化
出演やホールレンタルの相談時に「まずはWEBサイトを見てください」と案内できるようになり、料金・設備・スケジュールなどの事前説明にかかる工数が削減されました。
SNSからWEBサイトへの導線を整えたことで、イベント情報だけでなく「配信ができる」「外部音響もやっている」といったサービス認知が広がり、外部現場音響やレコーディングなど、ライブ以外の問い合わせも増加しました。
ロゴ・サイン・WEB・フライヤーのトーンが統一されたことで、
「Room61」という名前とロゴがイベントフライヤー上でも認識されやすくなり、県内外のアーティスト・主催者からの指名・会場候補に挙がるケースが増えました。